『日本医科大学武蔵小杉病院』で出産【無痛分娩レポ】

妊娠・出産

私は第二子を日本医科大学武蔵小杉病院で出産しました。また、第一子の時は普通分娩だったので、今度はもうあの痛みを味わいたくはない…と、無痛分娩を選択。この記事では日本医科大学武蔵小杉病院の無痛分娩前日~当日をレポートします。武蔵小杉エリアで産院探し中の妊婦さん、参考にしていただければ幸いです。

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日本医科大学武蔵小杉病院 無痛分娩での出産

無痛分娩費用と概要

2022年10月現在、この病院の無痛分娩は、計画分娩(事前に分娩する日を決めて、その日に誘発剤を使って分娩を行う)です。費用は15万円です。

メリット
あらかじめ入院・分娩の日が決まっているのでバタバタしない。確実に夫に送迎してもらえる。

「いつ陣痛が来るか不安」「夫がいないときに陣痛が来たら一人で病院に行くのが不安(入院の荷物を運ぶのも大変)」という大きな不安がなくなるというのが大きいです。

私は上の子もいましたので、計画分娩にできたことで上の子をどうするか問題も回避でき(娘が保育園に行った後で入院)この点はすごくよかったです。

デメリット

無痛分娩ができる枠に限りがあり、希望してもできない場合がある
⇒私は実際、無痛の予約希望を出したら枠がいっぱいでキャンセル待ちとなりました。

無痛ができる総合病院だと思って選んだのにまさかのキャン待ち…正直ショックでした

結果的に、出産予定日の一か月前ぐらいに空きが出て無痛ができたのでラッキーでしたが…
危なかった!

絶対無痛がいい!という方は、無痛分娩を売りにしている産院にしたほうが無難です。ここは初産婦さんは14週、経産婦さんは12週以降にならないと無痛の予約ができないので、無痛ができるかわからないまま通院し、いざ予約しようとすると空きがなくてガッカリ!となる可能性があります。

分娩予定日前に陣痛が来てしまった場合は普通分娩になる
⇒前述したように、この病院では何があっても100%無痛をやってくれるわけではない、というのがデメリットです(また、分娩が夜間にまで及ぶ際は、麻酔科医さんが24時間いられるわけではないので無痛分娩の継続ができない可能性があると注意喚起されています)。状況によっては普通分娩になっても仕方がない、という心づもりは必要です。

・分娩の日が決まるので必然的に子の誕生日が決まってしまう(経過によって後ろずれすることはあるかもしれませんが…)
⇒いつ産まれるのかというワクワク感がないのは残念と言えば残念

・入院日数が増えるので、無痛分娩費用に加えて1日分、入院費用が余計にかかる
⇒個室代(2万)や食事代などは別途追加されます。

費用含め、それなりのデメリットもあります。

私はそれでも、分娩予定が決まることの安心感と出産の痛みをもう二度と経験したくない気持ちが強かったので、無痛分娩を選択しました。

※なお、私が出産した際は値上げ前のギリギリのタイミングで、無痛分娩の費用は10万円でした。これからもっと無痛分娩が浸透してほしいのに、この流れに逆行するようでちょっと悲しいです…。

無痛分娩レポ! 入院初日にやったこと

さて、そんなこんなでキャンセル待ちを経て無事無痛分娩を予約できました。

入院グッズの準備もばっちりの状態で、いよいよ入院初日を迎えます。初日は無痛の前処置をして、実際の分娩は翌日になります。まずは前日にどのようなことをしたかレポートしていきます。

入院初日は朝8時集合でした。

入院初日ってそんなにやること無いでしょ?きっと暇だろうな~

なーんて思ってましたが、全然そんなことなかったんです。

まずは窓口で入院に必要な書類を提出、荷物を看護師さんが持ってくれて最初に入ったのは病院の個室…ではなく、LD室(分娩室)でした。

いきなり分娩室…!個室に入って荷物置いて一息…とかないんだ!!!

そしていきなり看護師さんに言われる。

前開きの産褥ショーツ履いてますか?

え…履いてませんよ?

事前に何にも言われてないのにいきなり産褥ショーツ履いてくるほうがおかしいやろ!普通のショーツですよ。

ということで、どうやら履いたほうがいいらしいのでLD室に着いて早々パンツを履き替えることに。

そして、分娩台に座ってNSTをつけて赤ちゃんの心拍を記録しつつ、並行して様々な同意書がでてきて説明を受けて署名したり、貴重品は何があるかを確認されたり…といった作業が始まります。

朝8時半という早い時間に着いたはずなのに、すべての説明や書類記入が終わったらあっという間に10時になりました

なお、病院に着いてから飲み物を買いに行くタイミングは無し。NSTをつけているので自販機に買いにいったりもできません。ペットボトルの飲料水を持ち込んでいて正解でした。

そして、次は子宮口の状態などを確認するため医師の診察があるとのことで、医師の到着を待ちます。

なお、どこの病院でもそうなのかわかりませんが、この病院では基本医者の方が忙しすぎて?時間通りに来ません。だいたい待たされたり、たぶん午後に来ると思うけど何時に来るかはわからないとか、入院中そんなのばっかりでした。

(ほんとに…激務なんですね。こちらも気を遣うのでほんと医者の人数って増やしたりできないんですかね忙しそうで見てられないんですけど、、、、)

さてこの時も30分以上は、NSTつけられたまま分娩室でボーっとしてました。看護師さんも部屋を出て行ったので部屋にポツンと一人です。

NSTをつけているため身動きができないのでスマホを見るしか暇をつぶす手段がありません。スマホは朝、家を出るまでにフル充電しておくことをお勧めします。

そして医師の診察がありました。

出産予定日一週間ほど前でしたが、子宮口は全然開いていない…とのことで、開くためにラミセルを挿入することになりました。そして夕方に開き具合を見て、足りなければバルーンも入れます、と言われました。
その後はしばらくラミセルを入れたまま。トイレも入れたまましないといけないので結構難易度高めでした。

11時半ごろ、NST装置が外される。

40分ぐらいまた待ち時間。スマホいじるだけ。

12時過ぎ やっと昼ご飯!!!

しかし…昼ご飯は分娩台の上で食べる。こんな真っ白い密室の中で食べるごはん…あまりおいしく感じませんでした…。分娩台も座りにくいし…。

13時ごろ、ごはんも終わり、また医師の診察待ちをするので、そこにいてくださいと言われてまた部屋に一人。

待つこと2時間。マジで分娩台の上でスマホいじる以外に何もできない。

15時過ぎ、再度NST装着。看護師さんに1階のコンビニで、翌朝食べるパンと麦茶を買ってきてもらっいました。分娩当日は早朝から措置をするため病院の朝ごはんを食べられないので、入院時に軽食を買ってきてと言われていました。ただ、私は入院してから1階のコンビニに買いに行けると思っていたので用意してこなかったんです。まさか、8時半に集合してから15時過ぎても分娩室から出られないなんて夢にも思ってなかったんですよ。看護師さんすいませんでした…。

16時過ぎ 医師登場。ようやくラミセルを抜き、子宮グリグリをされました。いや、超痛い。無痛希望なんでそこはお手柔らかに…なんて通用せず、普通に痛みに耐えました。

17時過ぎ ようやくNSTも外れます。何時間も同じ姿勢でLD室に横になっていたので体がバッキバキに痛い。

そして…

17時半ごろ ようやく個室に入れました!!!!!

8時半から17時半まで、トイレ以外は基本分娩台で横になっていて体が痛いし、医師の診察を待っている時間が数時間もあったのであまりに退屈で…正直肉体的にも精神的にも苦痛な時間でした。1階にスタバがあるから、せめてカフェインレスコーヒー飲めておやつ食べれるぐらいのゆとりの時間が欲しかったなぁTT

ですが、個室はキレイなのでテンションがあがります。

18時過ぎ 晩ごはん お部屋に運ばれてきます。かなり空腹だったのでめっちゃうれしい。モリモリ食べる。

19時 くつろいでいると看護師さんがやってきて、「20時にNSTするから今のうちにシャワーを浴びておいて」と言われる。ちょ…。風呂もゆっくり入れないのかい!出産前の最後の風呂なのに!!!!!(号泣)

ということで、あわてて風呂に入り、

20時 NST装着

21時 消灯

消灯時に、「明日いよいよ分娩です。朝5時頃に起こしますね」と言われる。また、

夜中も赤ちゃんの心拍確認のため1時間半おきに見に来ますね」ともいわれる。

5時起きなのに夜も1時間半起きに起こされるのかい!?授乳より辛くない!!??分娩のためにしっかり寝て体力温存させてくれないの!???

…という心の叫びは飲み込みました。

夜は実際のところ1時間半おきではなく、2時間おきに看護師さんが来られました。さすがに疲れて朝方は寝ましたが…明らかに睡眠不足のまま、分娩当日を迎えます

正直…この日は、予想していなかっただけに地味にハードで辛い一日でした。

入院前日こんなに忙しいなんて誰も言ってくれなかったしな~…

入院2日目、いよいよ無痛分娩!

いよいよ分娩当日のレポです。が…ここで注意喚起しておきます。無痛でサクッとラクラク安産♪ではなかったので、過度に恐怖を感じてしまいそうな妊婦さんは読まないほうがいいかもしれません。ご注意ください…(結論としては、吸引分娩で産んでます)

早朝5時半 看護師さんに起こされる

5時45分 すっぴんボサボサ頭でLD室に移動しNST装着

6時 陣痛促進剤を1錠飲む。昨日買ってきてもらったパンとお茶で朝食。
陣痛促進剤は陣痛の様子を見ながら、あと2錠分を1時間おきに飲むとのこと。

7時 陣痛促進剤2錠目を飲む。お腹が張るときもあるけどまだ陣痛の痛みはまったくなし…

8時 陣痛促進剤3錠目。お腹の張りは出てくるもののまだ陣痛なし。
8時過ぎに麻酔科の先生がきて診察と言われていたのに8時45分を過ぎても来ません^^
心電図装着

そうして、9時ごろようやく麻酔科の先生が来て麻酔装着(もう看護師さんに言われる診察の時間は信じない)。
最初にテスト的に麻酔を流すとちょっと気分が悪くなりました。
どうやら私は麻酔が効きやすいタイプのよう。
麻酔が体内に入ってくるヒヤッとした感じもちょっと怖いです。

10時過ぎ、産婦人科の先生も来て診察。子宮口は4センチぐらいで、まだそんなに開いてないね~と言われつつ子宮グリグリ、人工的に破水させる。
少量の麻酔が効いていたので思いっきり子宮グリグリされても痛みはありませんでした。これ、麻酔がなかったら絶対に激痛のやつ!!!無痛でよかったと思いました。

そして、陣痛が強まるまで様子見ということでまたLD室にひとりぼっち。

麻酔は弱いものが入っている状態。11時過ぎまでは陣痛が始まったっぽいものの痛みを感じませんでした。

このまま痛みないままいくのかな~なんて昼頃は余裕ぶっこいてました。

12時頃 急に、陣痛の痛みを感じ始めます
まだ麻酔を追加するほどではないかな…と思っているうちに、12時30分を過ぎたころには超絶激痛。ギャァァァ!陣痛の波が来ているときは痛すぎて自然と涙がにじむ。

なんと一気にお産がすすみ、子宮口が9センチまで開いたとのことです。

「麻酔追加してください…!!!!!!」

多少麻酔が入っていることが信じられないぐらい、陣痛の波のピーク時は涙が出てのけぞる痛さ。追加の麻酔が効くのにしばらく時間がかかり、結局13時過ぎまで痛みに耐えました。10万もかけたのに痛みに1時間ぐらい耐えることになったのはちょっと損した気分です。

そしてようやく、13時過ぎから痛みが落ち着いてきました。

無痛にしてよかった…と思いながら、つぎはいきむ許可が出るまで呼吸を整えて待ちます。

麻酔も効いていよいよ出産!のはずが…

13時半過ぎ、いよいよいきみの許可が出ました。

サンシャイン池崎のいきみ法はすでにTwitterでばっちり予習済み。全力でいきんで、「いきみ上手い!」と助産師さんから褒められるも…

出てきません。

どうやら頭がつっかえているらしい。先生か誰かが「赤ちゃんけっこうデカそうだぞ」とボソッとつぶやくのが聞こえました(なお健診中は3000gぐらいで標準的と言われていたのに、産まれてみたら3500g越えのデカベビーと判明)。

15時過ぎ 全力のいきみをずっと続ける。もう体力限界。無痛なので痛みがないのが唯一の救い。

何度いきんでも出ないまま時間だけが過ぎ、偉い人っぽいおじさん先生などやたらと人が集まってきてザワザワし始める。

しかも…

「帝王切開は…」
「さすがにそれは…」

とお医者さんがボソボソやり取りしてるのが聞こえる。

ええええええええ!!!??

無痛で、経産婦で、いきみも上手いと言われてここまできたのに腹切り!!!???我が子に何が起きてるの…!??

いきみを続けつつもLD室の空気は不穏。めっちゃ不安になりました。

そしてお医者さんがこちらに話しかけてきます。

「けっこう長い時間いきんでるからお母さんの体力がきついと思う。けど赤ちゃんは、頭は見えてるんだけどもう少し出ないと装置が取り付けられないから吸引分娩ができない。陣痛促進剤はまだ少し追加できる余地があるので、追加できるマックスまで入れてもう少し頭が出たら吸引する」

とのことでした。

陣痛促進剤を追加して効くのを待つため、16時までの1時間はしばしいきむのは休憩。

16時過ぎ、再びいきみを再開。

もはや体力的に限界が来ていた私。

いきみ中に2回ほど意識とばす。「〇〇さん!」て名前呼ばれてハッと戻ってくる感じ。意識もうろう。痛みはほとんどないはずなのにすでに体はボロボロでした。

そして…

なんとか機械は着いたみたいで、吸引されて我が子爆誕!!!!!

新たな生命の誕生と同時に、私は死体と化す

ぐったりしていると次第に気分が悪くなり、突然嘔吐。何も食べていないので胃液しか出ないけど、その胃液が空になるまで吐いた。

そして体が熱いと思ったら38度近く発熱

1リットル近く出血したとのことで貧血度合いを測るため採血。

赤ちゃんは一瞬だっこしたものの、私が動けなかったのでさっさと別の検査室に連れていかれました…。

なんていうかもう、灰。マジの灰。

確かに無痛といえば無痛だった。それはありがたかった。
ただ睡眠不足のまま分娩に突入し全力でのいきみを数時間続け嘔吐して熱だして大量出血して…

陣痛の痛みって、出産の辛さの一部でしかないよね。楽なお産なんてない。

分娩台の上で灰になりながら、そう思ったのでした…。

なお、輸血はギリギリ回避したものの出血が多かったので、その日の歩行訓練は無し。トイレの許可も出ず、導尿で尿を処理してもらいました。ひたすらぐったりと、部屋で横になっていました。

いかがでしたでしょうか。

妊婦さんをビビらせるレポになってしまった気がして恐縮です。

私のまわりは、初産だけど5時間で産まれたとか、経産婦で3時間で産まれたとか、安産報告が次々届いていたのできっとこんなに産むのがへたくそなのはレアケースだと思います(一人目も自力で産めず、鉗子分娩でした)

無痛にしたものの無痛以外に辛いことが多すぎてお産が楽だったとは言えないのですが、麻酔はすぐに追加してくれたし、総合病院なので何があってもスーパードクターたちが助けてくれるだろうという安心感あって、その点はこの病院で産めて良かったと思っています。

さて、次回は産後の入院中の生活、食事などについてレポしています。

前の記事の、お部屋紹介もよかったらご覧ください。

『日本医科大学武蔵小杉病院』で出産【個室と持ち物紹介】
日本医科大学武蔵小杉病院での出産レポ。この記事では産婦人科の個室と、入院時の持ち物について紹介しています。


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